家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

育ってしまった心の器をどう受け止める?「感情コントロール」の発想

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家族の座 コーディネータの菅原陵子(りんりん)です。

 

今日は、シンプルに感情のはなしをおひとつ。

 

 

 

え?インナーチャイルドやリトル・ミーと

何が関係あるの?と思うかもしれませんが

まあ、あるんですよ。

 

 

 

 

関連はこちら

心の成長ってなんだろう?子どの心の器が育つとき -

 

 

 

感情のコントロールがうまく出来たら、人生はもっとうまくいく?

 

感情をコントロールできない!って悩む方によくお会いします。

 

よくよく話を聞くと

感情のエネルギーにのまれてしまう。

って感覚をお持ちだったりします。

 

多くの場合は、怒りの感情。

 

 

で、のまれないためにどうするか?というと

うおー!!怒っている。という

衝動が湧き上がったら、とりあえず待つ。

10秒、1分、3分、10分・・・とにかく待つ。

 

 

ふう、嵐は過ぎ去った。

というふうに過ごす方が多いんですが

その逆もある。

ああ、やっちまった。みたいなとき。

 

 

これ、どっちでもいいんですが、

なんていうか感情の波と勝ち負け勝負をしているわけです。

勝ち負け!?

 

家族の座やコンステレーションについて、詳しく知りたい方に、リアルな現場の声をお伝えします。

あえていうなら猫パンチな感じ?

 

 

もちろん相手にそのままぶつけてしまうよりは

いいんですよ。

怒りにのまれた行動は、いいことはない。

 

 

でも、誰に猫パンチしているのか?

 

 

そもそも感情はどこから来るのでしょう?

 

で。

今日お話したいのは「感情にのまれない」の大元

感情のお話

 

 

感情をコントロールしたい。というとき

そこには

1:マイナスな感情は出さない

2:でてしまったら、のまれないように対処する

 

みたいなことがあると思うのですが

 

そこには、「なかったコトにする(したい)」

あってはいけない。

そんな前提があります。

 

 

でも、その感情はどこからきたのでしょう?というと

自分の中から湧き上がってきたもの。

 

ないことにしてしまうのは、

自分をないものにするのと同じです。

 

 

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感情は、いい悪いもなくただ「ある」。善悪に区別している自分がいるだけ

 

 

「ある」ので、折々にいろんなことが湧き上がります。

 

 

 

 

たとえばこんな思いはないですか?

 

自分の後ろ暗さみたいなものとして

わかってほしい。けど、出してはいけない。

出してはいけない。けど、わかってほしい。

みたいなぐるぐる感。

 

 

お付き合いしている方や、パートナー、

子どもなど、わかってくれる人には

バーンと出してもOK。

で、反省するときに

甘えや油断、と言ってしまうようなこと。

 

 

 

まあ、抑えているうちはいいんですが
結局衝動的に湧き上がってきたり
なんかいつも、モヤモヤとするあれです。

 

・ふと気がつくと繰り返してしまう残念な行動。

・気がつくとなんか感じてしまう、孤独感

・特定のモノ、人を見ると湧き上がる苛立ちや、虚しさ

・幸せなはずなんだけど、気がついたらため息が出てきてしまうもの

・そして「ふう。。。」と疲れを感じてしまうような人間関係。

 

 

 

 

怒り以外の衝動的じゃなければOK?

 

そして、怒りのコントロールだけに目が行きがちですが

感情って、いろいろ。

 

嬉しい、悲しい、寂しい、うんざり、もどかしい

それ以外にもありますよね。

 

 

 

怒りは出しちゃいけないから、出さないけど

寂しさは?

 

 

寂しいと感じたらどうしますか?

 

寂しいから、友達に連絡をとったりする。

好きでもない人と付き合ったりする。

 

 

 

 

あるいは、悲しいだったら?

 

悲しいけど、それを出さない人もいれば

悲しいから、内にこもってでてこないこともある。

純粋に「うごけない」ってこともある。

 

 

なかったことにはなかなか出来ない感じ

なんとなくわかりますか???

 

 

善悪をつけずに、ただ「ある」って受け止めると

何が起きるか?

 

 

意外かもしれないんですが、ほっとします。

 

 

 

 

家族の座は、そんな感情のドラマに右往左往しないで

ほっとする体験ができます。

 

いつも、くり返し感じる感情のパターンがあるときに

参加してみてください。

 

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