家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

今の自分は<そと向き>なので…?「本当の自分」ってなんですか?

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家族の座 コーディネータの菅原陵子(りんりん)です。

 

 

 

今日は自分探しの定番、

「本当のワタシ」のお話をおひとつ。

 

 

 

関連はこちら

心の成長ってなんだろう?子どの心の器が育つとき -

育ってしまった心の器をどう受け止める?「感情コントロール」の発想  

 

 

 

今の自分、ホントの自分じゃないんで!ってなに?

 

先日、ワークショップで

ファシリテーションをしていたときのことでした。

 

 

 

しっかり自分に意識を向けて、取り組むと

「うへー!!」私にこんな私がいるんだ!!

ってことが見えてくるワークを

ペアになってやってもらった。

 

その後で、シェアの時間にこんな質問をいただきました。

 

 

 

 

「まわりになんて思われるかを気にして

今の時間、全然、本当の自分じゃないんで、

後でもう一度やってみます」

 

 

あなたならどう思いますか?

あるある??

 

 

 

 

後でやってみる。というのは

ご自身の問題なので、ご自由に。なのですが

気になったのはここ。

 

 

本当の自分じゃないんで。

 

って、今存在している自分はなんだ?

っていう話になりました。

 

 

 

ウソの自分も自分なんだって?!

 

あー、今の出していた自分はホントの自分じゃないから

外むきの自分だから、

いい感じに見せているだけだから。って言う裏には

 

 

違う自分がいる。って言う前提があります。

もっとすごい自分なのか、

もっとへなちょこな自分なのか、

それはその人しか知らないわけですが

 

まあ、こんな事が起きているわけです。

 

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本当のオレ様は◯◯
もしくは、怖くてメガネが取れない。

 


そこには、【誰かから見てOKな(あるいは無難な)答えがあって】

それは僕の意見ではないけれど、一応言っておく。

という暗黙のアピールがあります。

 

 

 

会議なら、いいですけど。

自分を知るっていう、誰に評価されるわけでもないワークなので

ウソも本当もないんですよ。

そんなジャッジ、必要ないんです。

 

 

 

 

そこから見えてくるのは

「ひと目を気にして、自分の意見じゃない発言をする」

そういう自分がいることがわかった。

 

 

あるいは、わかったでなれば、単純に事実。

そういう自分でワークをしてした自分がいる。

というのが「ある」

ただそれだけなんです。

 

 

 

自分探しで、善し悪しをつけるのはムダ3連発

 

えー、なにそれー、わからないー

えー、なにそれー、めんどくさいー。

っていう方もいるかも知れないけれど、

 

 

もしあなたが「本当の自分ってなんだろな?」

と思っているのだとしたら、

ぜひ、ジャッジしないで、

事実を見る。を大事にしてほしい。

 

 

それに、100歩譲って

ウソでも、ホントでもいいけれど、

ウソの自分を出しているってことは

ムダの3連発なんです。

 

 

1:時間の無駄

せっかくワークに参加していても、

なかったことにするための時間を使っている

=その時間は無駄

 

 

 

2:プロセスを無駄

人に問われるって、結構大事なプロセスなんですが

後で自分でやる=一人でする。としたら

プロセスのキモを結構な割合で無駄にしている。

 

 

 

3:自分のリソースを無駄に扱う

何より、自分からでてきたものを無駄にしている。

自分からでてきたものを、ムダに扱わないで

糧にすることだってできるんですよ。

 

 

 

 

大事なのはウソの自分になる根っこにあるもの。

 

 

まあ、ワークが上手く出来なかった(と感じた)り

なんか、イマイチ集中して答えられなかった(と感じた)り

なんか、もう少し違う思いがありそうだな(と感じた)。

っていうときもありますよね。

 

 

 

だから、この時間はだめだった。

って思う必要もない。

ウソの自分だ。って言ってしまうのは

もったいないよ。ってお話です。

 

 

 

変わりに大事にしてほしいのは

 

「ひと目を気にして、自分の意見じゃない発言をする」

そういう自分でワークをしてした自分がいる。

 

 

 

そこで、自分に聞いてみたらいい。

 

 

そのとき、自分に何が起きているのか?

 

 

事実に立つと初めて見えてくるものがあります。

 

 

たとえワークをしてみて、

それがうまくいえなかった感じがあったとしても

言ったことで次が見えてくることもあります。

 

 

いちいちジャッジしないで、

自分とともにいる。

でてきたものを「ある」と受け止める。

 

 

それだけで、あなたの「本当の自分」は

ぐっと探しやすくなります。

 

 

 

 

で。

そうは言っても、ジャッジしちゃう。

そうは言っても、自分が嫌い

そうは言っても、ひと目が気になる。

 

どうしていいかわからない。という方は、

コンステレーションをどうぞ!

 

 

 

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