家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

家族の中に「問題な人」はいない。私から変わっていく家族のダイナミクス

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家族の座コーディネーターのりんりんです。

 

 

コンステレーションって、何ができるの?

という中で、ファミリーコンステレーションのお話から

 

人と人との関係の中で、

誰かだけが問題で、

その人をなんとかしようとする

そんな意図で見ていく

 

のではなく

もう少し関係性にはダイナミクスがあるというお話。

つづき

 

 

 

これまでのお話はこちらから

コンステレーションって、何ができるの?どういいの?に答えます

○○したら、売り上げが2倍になるよーーシステミックコンステレーション実例

家族療法ってなんですか? コンステレーションとは?

 

自分の気づきや変化が相手を変えていく

 
たとえば
不登校の子どもが気になる。
というとき
 
 
不登校の子どもが問題だ。って
その子をみるのではないのです。
 
 
不登校の子に問題を感じている
あなた自身をみる
 
でもね、
そうやって自分自身に目を向けると
不思議と子どもが学校に行ったりします。
 
なぜなら家族は影響しあっているから
相手を変えるのではなくて、
あなたから変わってみるために
自分を知るといいよ。
 
 
というお話。
 
 
でも。あなたはそう聞いて
何を感じましたか?
 
 
 
ちょっと嫌だと思いませんでしたか?
たとえば
え?私関係ないじゃん。
家族だとしても、相手の問題は、相手の問題。みたいに。
 
 
(ちなみにわたしも、そういう時期、ありました。
 今も、ないわけじゃない)
 
 
 
いやと思わなくても、
えー!!
私!?!?って思う人は多いように思います。
そういう場合は
問題って言葉が嫌なのかもしれないですね。
 

 

 

 

人間関係のエネルギーが同じものが惹かれ合う

 
私の好きなコンステレーションの考え方に
人は影響しあって生きている。
と言うのがあります。
 
 
 
たとえば
結婚する場合は、
お互いにどこかがあうから結婚するわけですが
その「あう」は性格が云々とかではなくて
その人たちが根っこの根っこで持っているものが
同じだったり、ぴったり補い合う感じなのだということ。
 
 

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その人のあり方の質感みたいなものが「あう」
 
 
 
多くの座をみてくると
それは本当だな。って思います。
 
 
それはきっと、
つきあう=親しい人との関係もそうで
自分の何かが変わっていくと
つきあう相手も変わっていくのも
同じなのだろうな。と思うのです。
 

 

だから、問題と思うとしんどいけど

(問題って言葉自体がそもそもいやですよね)

そこには、

関係があるからこその可能性がある

と思ってみてほしい。

 

 

「その人が気になる私」を知ることが、いちばん可能性が広がる

 
人のために何かをする。
人のために自分が変わる。
 
後者の方が億劫になりそうな感じはあるけど
その「気になる誰か」のためには一緒です。
 
 
そして、誰かに何かをするというのは
基本的には余計なお世話です。
 
 
 
相手が変わりたいと思っていなければ、
気分を害すことだってあるし
迷惑に思われることも多い。
 
 
もし相手が近しい人で、その人のためになることであっても
ダメ出しをしているという一面もある。
 
 
 
 
あるいは受け取ってくれたとしても
「あなたのため」が重なることは
相手が罪悪感を抱きやすくなります。
 
 
 
仲がいいからこそ対等な関係だったはずなのに
だんだんそれが崩れていきます。
 
 
 
あんまりいいことがない。
 
 
 
 
 
でも。
「その人、そのことが気になる私」が変わることは
すぐにできて、
変わる可能性もあって
とてもエコノミー。
 
 
 
 

コンステレーションですることは「ありのまま」をみる

 
その人の見ている世界、
あるいはまとっているエネルギーや考え方、が
そのまんま表現されます。
 
 
家族の誰かのことが気になって、
なんとかしたい。というとき、
 
 
「その家族」をあなたがどう見ているのか。
自分がどう関わっていて
それを相手はどう感じたり思っているのか。
 
 
 
自分のことになると、見るのは怖いかもしれないけれど
なんのてらいもなく、ごまかしもなく
そのまんま見るから、どっかほっとするし
安心して受け取れるということがある。
 
 
 
ジャッジされることもなく、
介入されることなくみることができる。
 
 
 
 
そうするとどうなるか?
(想像してみてください。
 あなたはそう思っていたのね。
 ってそのまんま受け止めてもらえたら?)
 
 
 
そう。
ほっとします
 
 
 
 
で。
 
ほっとすると何が起きるか?
 
 
 
安心して違う世界に行けるんですよ。
 
 
 
家族って、問題ばかりをみるんじゃなくて、
希望に向かうことだってできる。
 
 
 
そもそも
相手をどうにかできなくたって
その相手を思ってヤキモキしていた自分がほっとしたら
それだけで希望が生まれる。
 
 
 
今のまま、相手が問題だーって言ってたって
変わらなかったことが、ちょっとほぐれたりする。
 
 
そこが家族のダイナミクスなのだと思います。
 
 
 
 
 
自分を見るのは怖いかもしれない。
でも、飛び込んでみたらいいんですよ。
なんて思うのです。
 
 

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