家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

〜不登校(その3)〜「話す」ことの光と影と、新しい光の当て方

家族の座 ジャーナル ウルジャ 不登校10


家族の座ファシリテーター Urja(ウルジャ)です。

 

 

心のことが伴う問題=日常の困ったこと

=解決したいことをどう見ていくかを

不登校を例に見ていくシリーズ。

 

 

今日は、「話す」ことについての

メリットとデメリット。

 

「いろんな人に話したくなる」ときに

話すことはわるくない。

でも、話したら、楽になって変わるとも限らない。

 

 

 

 

楽になるのか、変わらないのか?

その分かれ道になる視点と、

「変わるための光の当て方」のお話。

 

 

 

 

関連記事

〜不登校(その1)〜何を正したら変わるのか?ー家族の座の視点 -

〜不登校(その2)〜自分の内側と私の内側ー家族の座の視点

 

 

 

 
なんとかしたいとき、囚われていることは?

 

前の記事で見たのは、この2つでした。

 

まず、何したらいい?という視点。

家族の座 ジャーナル ウルジャ コンステレーション 不登校

 

もちろん、まわりと協力しながら

環境を作っていくのは必要だけれど、

ここだけ見ていてもいずれにしても自分の中から

べき論とおそれはやってきます。

 

 

 

こんなふうに

↓ ↓ ↓

家族の座 ジャーナル ウルジャ コンステレーション 不登校

 

子どものためになることを考えていても

自分の気持ちに重いものがやってくる。

悲しくなったり、不安になったり、怒りたくなったり。

 

 

 

 

このとき、このモヤモヤがカギになるよ。

 

家族の座 ジャーナル ウルジャ コンステレーション 不登校

というお話でした。

 

 

 

 
抜けるための2つのポイントとは?

 

そんなとき、抜けるために

2つのポイントがあります。

 

 

 

1つは、

自分のネガティブな感情を

大事にしていい

ということ。

 

ただ、それを人にぶつけたり、

慰めを求めるのではなくて、

大事なことがあります。

 

それが2つ目

その「感じていること」を

しっかり自分で感じること

 
 
口で言うのは簡単で、
でも実は難しいこの2つを
「話す」と言う視点から見てみます。
 
 
 
話すことの【光と影】とその抜け方
 
なにかもやもやがあったり
はっきりしない気持ちになるとき
イライラしたり、困ったとき
 
 
話してみることは、とても大事

 

 

なぜなら

「話すことで、軽くなる」からです。

頭の中が整理されたり、

言葉にすることで、自分の中の大小が見えてきます。

 
 
 
 
というわけで、いまの時代
話を聞きます。聞きすてー話しすて
という感じで、
10分百円みたいな傾聴サービスもあったりします。
 
 
 
あるいはママ友に相談してみる、
ということもありますよね。
 
 

 

だけど、その話す=聞いてもらうは
聞いてもらうがゆえに、光と影が生まれます。
 
 
 
 

誰に話すか?

そして話しているあなたはどんなか?

それが違いを生む。

 

 

 

 

 なぜなら

話すときに「わかってもらえた」という
相手に意識が向いてしまうから。
 
 
あるいはわかってもらいたい。
という思いもありますよね。
 
家族の座 ジャーナル ウルジャ 不登校
 
たとえば、ママ友に話して
「わかるー!!」などいわれたら、
 
私だけじゃないんだと思ったり、
理解してもらえたと思ったりで
安心することはないですか?
 
 
 
 
 
でも、また家に帰って、
結局、同じ思考のループに入って
ぐるぐるすることも、みなさん経験ないですか?
 
 
 
多くの場合は、ただ話すだけでは
「気持ちが一時的に晴れたように感じるだけで」
実のところ問題は解決しません。
 
 
 
 
 
むしろ、事実と解釈と感情がこっちゃになったことに
他者の共感が入ってくることで
自分の思いが、「そうだ」と固まってしまうこともある。
 
 
 
「自分自身のドラマ」に入ってしまうだけでなく
それが強化されてしまうという
影の一面も持っています。
 
 
 
 
 
本来話を聞いてもらう=話す。というのは
事実とその人が思っていることや感じていること
あるいは解釈していることを丁寧に切り分けていく。

話し手が自分自身に目を向けていくための時間です。

 

 

 

聞く側も

聞いてあげるとか、役に立ちたい。というのとも違って

「話人の世界を本人の気づきに繋げていく」ための

技術(スキル)があった方がいい。

それがカウンセラーのいる意義でもあります。

 

 

 

もし、あなたがただ自分の中にあることを

吐き出したいだけだったら、

誰に聞いてもらってもいい。

 

 

 

 

でも、もし少しづつでも

自分のことを知ったり、現状を変えて先に進みたい

そういう気持ちがあるなら

 

 

それは、話す相手や場が

「そういう時間を作る」ものかが

大事になってきます。

 

 

 

 

ーー

 

家族の座は、

「起きていることをあるがままに見る」ワーク。

 

あなたが何を言っていたとしても、

ときにそこに「あるもの」と違っていても

「今あるもの」を目にしながら

自分に問いが向かっていきます。

そして、自分の嘘がない気持ちと感じることが

できるようになっていきます。

 

 

 

 

それは、脚色はしてくれないかもしれないけど

自分に嘘をつかない分、

自分と一緒にいることもできますよ。

 

 

 

 

語られた物語ではなくて

そこにある事実、をしっていく

そんな光の当て方があります。

 

 

 

 

ただまっすぐ、自分に問いを向けてみる。

余裕がない時こそ、

そんな時間を持ってみると落ち着くこともあります。

 

 

 

 

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