家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

母のようになりたくないのに、似てきてしまう。を変えたい

斎藤ダソ&菅原りょう子の家族の座に参加された方の体験談をご紹介

 

家族の座コーディネーター りんりんです。 

 

いま、テレビなどでは、

子育ては大変だ。子育ては苦しい。

だけどわが子は愛しい。

そんな両極端な話題を耳にすることが多いように思います。

 

 

一般的にはそうかも知れない。

 

だけど、いつもそれを見て思うのは、

子どもを育てているお母さんの思いは

もっといろいろだよ。ということ。

 

 

だから子育て中、大きくなったけれど

自分の親子関係を振り返っていろいろ思うとき

 

大変だったから・・・。

それでも愛だよ。と

ひとことでくくってしまう感想に身をおいて安心するのではなくて

自分の育児の質感を感じることが

いいんじゃないかな?と思っています。

 

7月の家族の座を受けてくださったAさんのお話をご紹介します。

 

 

子育てには、親の子ども時代の追体験も含まれていく

 

私が家族の座に惹かれた直接のきっかけは、
自分が家族の座を受けたことが始まりですが
たくさんのお父さん・お母さんにお会いする
教育家・カウンセラーとしての仕事の中で
必要を感じたからでもあります。

 

 

特に子どもが生まれてから10歳くらいまでの間
多くのお父さん、お母さんは、
いろいろな葛藤を感じることが多いです。

 

だって、育児のすべてが初めてですもんね。
 

ほわほわの小さな人とともに、ぜんぶ初めてなことをする。
それが子どもの誕生と育児の始まり。
そこからの緊張感は、無意識にではありますが
結構長い期間続いていきます。

 

 

そして、
仕事のように成功モデルがあるわけでもなく
モデルがあったとしても人を育てているので、
思い通りにならないことは仕事の100倍!

 

そこに拍車をかけるのは、
自分が子どもだった頃と
育つ中で積み重ねてきた時間からくる気持ちも
加わってくるからだと思います。

 

子育ては、
どうしたって感情を揺さぶられることが多い。

 

だけど人を育てる子育ての大事な部分です。

 

揺さぶられることを、
悪いことだと抑えてしまうのではなく
チャンスに変えていってほしい。


だからこそ
今、これを読んでいるお母さん、お父さんがいらしたら
ひとつ大事なことを言いたいです。


それは
===
それでいいんですよ
====
ってこと。


感情が動く、揺さぶられる。
そこから始まっていい。

むしろ
だからこそ、未来を作っていく
チャンスなんだと思います。

 

 

毎日の小さな違和感はつながっている

たとえばAさんが書いてくれた、
家族の座へ参加した思いには
そんなお母さんのいろんな気持ちが見えてきます。

ジャッジなしに
ただ、受け止めていく気持ちで
読んでみてくださいね

 

 

自分の感情を考えたことがなく、
そして、考えるようになって気づいたことがある

参加したのは、すすめられたのがきっかけです。
ずっと気になっていましたが、週末2日間を主人に任せてしまうのに申し訳ないと思っていました。今回参加できてよかったです。


りょう子先生のモンテッソーリの育児講座で、今までほとんど考えてこなかった自分の感情を考えるようになってきて、自分が子ども時代はただ母が怖かった、居場所がなかったこと、本当は愛されたかった、優しくされたかった、自分を認めてほしかった思いがあるのに気が付きました。


そして、むかし母に怒られてばかりいたことが本当に嫌だったのに、子どもに怒りをぶつけてしまうことがあったり、自分の子どもへの対応の仕方が、嫌いだった母のようになってしまうことがあること。

自分が幼い頃家族と笑顔ですごした記憶がないことがわかり、幼い私の願いは笑顔でいてくれたらよい。と思っているのに、自分はできていないこと。子どもと安心できるコミュニケーションがわかっていないこと。

そんなことから子どもに発散できない思いをため込ませてしまってるので息子は癇癪、娘は反抗的な態度がでること。などをなんとかしたい。

これまで、そんなことをずっと一人で考えて過ごしてきました。
 
私はこれを読んで、ああ、これがお母さんだよな。
って思いました。
 

 

毎日の小さな違和感はつながっている

 Aさんが、家族の座に参加するにあたって
考えたことのつづきです。

先月くらいに、気づいたのは、
自分はどうせ理解されない、誰にもわかってもらいないからと殻に閉じこもっていて、反抗、攻撃することでしかコミュニケーションをとれなかった幼少期の私の態度の理由です。



そしてそれだけに、娘が反抗的な態度があると、わかってもらえない、受け入れてもらえない、どうしようもない思いが私にもあったなと重ねてみるようになりました。娘から拒絶されてると、今の自分までもが悲しくなります。


でも、私は子どもを受け止められる母になりたいこと。
自分の願い=家族が安心安全な場所、大切で幸せな場所を作りたいと
行動=怒りが沸騰してしまうこと、自分の思いをぶつけて、子供の意見に寄り添えていないことが一致しないことを変えたい。
そんな思いから参加を決めました。

 

 お母さんは、どんな事があっても
前を向いていく。
目の前の子どもを幸せにしたいな。
ってそこがとてもパワーになっていくものだと思います。

  

 

私達は、感情の扱い方を習っていないことが多い

 

子育てをしていると、感情的になることはたくさんありますよね。

子どもが感情的になるのを聞いていられない。

自分が感情的になることも耐えられない。

 

 

感情が動く、そこになにか原因があって、
解決したらその感情に付き合わなくていい

 

あるいは、子どもがいちいちわあわあするのを見て
あなたがいちいち反応していることは
変えられないもの。言っても仕方ないもの。

そういうもんだ。って思って
次に行っちゃいなよ。って思うかもしれません。


でもね、本当はその感情の下にある
わあわあ言いたくなるところに
願いがあります。



子育ての豊かさは、
それを子どもと探求するところにも
あるように思います。

 
 
 
==
 
 もし毎日の生活でなんだなかな?という思いがあるとき
そのなんだなかな?を家族の座で見てみるのもオススメ。
そして私は、そういうところを丁寧に扱ってくれる
斉藤ダソの座が好きです。
 
 

 

 
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kazokunoza.jp