家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

それは気質ですか?遺伝ですか?家族の影響ですか?

ファミリーコンステレーション(家族の座)の現場から何ができるの・どういいの?のリアルなお話


家族の座コーディネーターのりんりんです。

 

10月30‐31日の土日にかけて
オーガナイズした、ダソの家族の座を開催しました。

 

今日はその中で出ていたお話から、

家族の座って何ができるの?というお話を

おひとつご紹介します。

 

 

"わたし”という人間をつくっているもの

昔、大学で心理学を学び始めたころ


「私という人間」(人生)をつくったもの」

にとても関心を持っていた時期があります。

 

例えるならば
成分というのがぴったりくるのですが

 

気質(機質)・遺伝=どうしようもないもの 30%
家族から作られるもの=40%
友人や親せきなど周りから作られるもの30%
みたいな感じで
何の影響は何%くらいに思っていました。

 

 

心理学の学者さんたちも
その昔はそんな論争をしていたというままに
私もいったい私って?と思ったのです。

 

で。

何でそんなことを思ったのかなあ。
と振り返ると、こんな意図があったように思います。

 

 

願ったものは、効率よく、いい人生に

その、私が何が何パーセントでできている。
という考えの下には、

 

 

今思うと、
環境の影響など、変えられるものはどれで
気質や遺伝など、変えられないものはどれ。

 


そしてもっと言うなら
変えられることなら、まだ何とかできる。
変えられないことは、あきらめるみたいな
そんな思いがあったように思います。

 

 

図にしてみるとこんな感じ。

 

 

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氏か育ちか、みたいな感じですかね

 

 

そして変えられると思うものへは、

ちょっとした忸怩たる気持ちもあります。

あくまで、私の場合ですが。

 

 

そして
変えられるもの=環境の中には、

さらに、変えられるものと
変えられないものがあったんですよね。


変えられないものの代表は、過去です。


「もし、私が〇〇だったら・・・・」

もっと、今よりいい人生だっただろう
もっと、あの人みたいになっていただろう
もっと、○○できたかもしれない。

というもっととか


こんなイヤな気持にはならなかったかもしれない。
あんなことは起こらなかったかもしれない。
などなど。

 


だけど、例えば○○のせいで
そうはならなかった。

親のせいとか、あの人のせいとか、
あの出来事があったから。とか

 

 

だから

切り離してなかったことにするか
恨んで文句を言うか
そんなループにはまるなあ・・・
と思っていたように思います。

 


で。
そこをすっぱり切り離して
今、これからをどうするか。
ぜ~んぶ取り換える
くらいの思考をしていたような・・・・

 

イヤなものや問題と思うものを
何とかしようと思っていたのだな。

ということに気がつきました。

 

 

で。家族の座はどう考えるかというと

まるごと全部いう家族の座の考え方

 

何がどうこうではなくて、まるごと全部

あなたのもの。として受け止めます。

 

 

家族の座っていうと、
家族なんでしょ。と思いますよね。
家族の影響を見るんでしょ。と。


すると、たいていの人は、
私の言っていた、
ここを指していると思うように思います。

 

 

問題と思うことを解決するために。と思ったり
問題を見てみて、解決のための原因を探そうと思ったり


そもそも自分が問題と思ったり、
違和感を感じていることで
これが原因と思っていることの答え合わせをしようとしたり

 

などなど。

 

 

でも。ちょっと違うんです。

 


家族の座は、まるごと全部。

 

気質的・遺伝的なことも
自分が育った環境のことも。
まるごと全部があなたを作っているものとして
あなたに起きていることを見ていきます。

 

 

たった今、あなたに起きていることや

あなたが気になっていることをまるごと全部

見ていきます。

 

 

まるごと全部?
については、この次にでも。

 

 

 

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