家族の座コーディネーターのりんりんです。
今日もまた、夫婦のお話。
「終わっている夫婦」のお話。
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夫婦関係のお話をしていると、
「うち、夫婦としては終わっているんで」
というお話をよく聞きます。
「終わってる」とはどういうことかというと
いろんな形がある。
「なにが起きているのか」細かいことじゃなくて
少し大きな言葉でまとめてみると
１：パートナーのどちらかが、
相手じゃないなにかを見ている。
２：パートナーがいがみ合っている
３：パートナーの存在じゃなくて、
その人の持ってる条件が好き
なんて３つにまとめられる気がします。
ちなみにあなたは、
３つのうちのどれですか？？
今日はこの「終わっている」夫婦の影響のお話です。
終わっている。だけど、離婚は絶対しない。
「終わっている」と言うけど、離婚はしない。
というとき、一つ思い出してほしいのは、
これ
子どもが、それを見ているということなんです。
一緒に暮らすー別居しているに関わらず
戸籍上「夫婦」でいるときに
この「夫婦に流れるエネルギー」のカタチを
子どもは受け取ります。
大人は子どもの前では仲良しを演じていたりして、
子どもに見せてないつもりでも
ちゃんと子どもがわかっているのが
不思議といえば不思議なんですけど。
終わっているのに離婚しないのはなぜ？
たとえば
パートナーが浮気をした。
というカウンセリングの場合
その時点での状況はあまり変わらないのですが
２年くらい経つと、それぞれの道が分かれることがあります。
たとえば、２人目の子どもが生まれました。
みたいに関係が変わることがある。
たとえば、籍は入れたままですが、
じわりじわりとパートナーの方が抜けていくこともある。
パートナーの方が帰ってこなくなり、
銀行口座への入金を減らし、
そして入金がなくなる。
そんなふうなじわりじわり。
この２つの差はどこから来るのか？
それは、浮気がわかってからの
「ご自身の気持ち」
なように思います。
最初の時点での
戻ってきてほしい。は同じなんです。
浮気の相手がいなくなれば。
パートナーが相手のことを思わなくなれば。。
って思う。当然思います。
で、あいつがあいつが・・・ってずっと言っている人もいれば
私はそこでどうしたいんだろう。と
だんだんご自身に目を向けていく人もいる。
あるいは、
毎回少しづつ、カウンセリングをしている中で
話されることがなんとなく辻褄が合っていないことがあったりします。
どうしたら・・・と相談に来ているのに
いいんです。パートナーはATMなんで。というなど
諦めているようにも見えないのに、否定している。
そういうチグハグなとき、
ご自身の中では常に相手を批判していたりするのですね。
まだ、相手を向いている。
なんてこともあります。
どんな状態でもいいのですが
セッションは常に、「ご自身に」問いを向けていきます。
問われて自分を見れるのかどうか、
気づきを向ける先は、その方によって違います。
ただ、それが差を生んでいく。
人間関係は正しさじゃない。
自分の本音にどこまで触れられるか。
みたいなものだな。と思うのです。
「あなた」はどうしたい？を大切にする方法
もし、今あなたが「夫婦として終わっている」
として、じゃあ、どうするかというと
自分に聞いて欲しいのです
「私（あなたのことね）」になにが起きればいいのでしょう？
子どものことを思って離婚できない。
という方もいますが、
子どもに伝わるのは、「夫婦がいること」ではなくて
「夫婦が持っているエネルギー」だとしたら
子どもに見せたい世界は、どんな世界？？
もし、今、「なんとかしたい」という気持ちがあるとしたら
あれこれ理由をつけたり、意味をつけたり
アタマで理屈をつけるのではなくて
「なんとかしたい私」
に素直に立ってみるといいですよ。
家族の座は、その「私」を無理なく自分で見ることができます。
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