家族の座 ジャーナル

変えられない&くり返す 自分の持っている無意識の行動パタンを、癒やしながら手放していくコンステレーションのすべて

家族の座のチカラ。男性性と女性性の統合は一味違う。

 

家族の座コーディネーターのりんりんです。

 

 

男性性ー女性性の統合という話を

ときどき耳にします。

 

 

どうやるのかなー?って思ってそういうの

よく観てみるんですけど、

私はそこで言われている統合に、

なるほど。って思ったことがありません。

(これを読んでいる方はありますか??

 あったらどういうところに、かを教えてほしい😊)

言葉だけで、絶対3日後くらいに元に戻ってると思ってしまう。

 

 

 

で。

 

家族の座のファシリテーターレーニングの中で

ああこれならわかる。

体感的に、男性性と女性性が見えて、

統合も体感できるというワークをしました。

今もその「体感」は残っていて

私の世界観を作っている。

 

今日はそんな

“座的な男性性・女性性のワーク“がもたらすものを

書いてみたいと思います。

 

 

ありがち「統合の話」にモヤッとするのは、この2つ

 

私がありがちな「統合」という話をするのを聞くとき
モヤッとするのはこの2つを
感じるとき。
 
1:言葉遊びをしていて、全然ハラに落ちてこない。
2:勝ち負け思考で、頭(言葉や思考)で遊んでるように見える。
 
 
これは、カウンセリングやコンサルをしている方で
経験がある方はわかると思うのですが
 
言葉遊びをしているようにみえるとき

たいていは、概念理解だけで終わっている。

 

 

 

そもそも

もともと、男性性も、女性性も

概念の言葉ですしね。

そしてそこに結びつくと語られているそれぞれの性の

性質的なことも、「概念」です。

 

 

大事なのは

その「概念」な言葉にどんな意味づけをして

どんな体感を持っているのか。

 

そこが個人の変容にはカギだと思うのですが

 

ただ、概念の言葉を頭でやりくりして

「知ることに安堵する」みたいな感じを受けるところに

モヤッとします。

 

 

 

 

たとえば、

男性性が強いから、

女性性をもっと許して人を受け入れたい。

 

だから夫の話をよく聞く=受け入れることにした。

というような行動目標になっていたり、

 

 

「あのときこうだったから(私は男性的だ)」というような

過去の出来事を思い出しては

ああ。と思ったり

そこに感情的にのまれていったり。

しているような感じかなー

という印象を受けるのですね。

 

それが悪いわけではないですけど。

 

 

 

変わったと思ったのに、

また元に戻ったな。変わってないな。

そう思うときは、概念で終わっている可能性が高い。

 

 

 
 
勝ち負けをしていると、「ある」を見逃す。

 

そしてもう一つ。

 

男性性ー女性性を強いー弱いとか

伸ばしたい(足りない)とか

そういう視点で切り取っているとき。

 

 

 

人って、使っている言葉がその人を表すと思うんですけど

この、強いー弱い

伸ばしたい、抑える

みたいなことって、何をしているかというと

勝ち負けの思考で遊んでいます。

優劣の物差しがどこかにある。

 

 

 

あるいは、「〜することにした」みたいな

行動目標って、大なり小なり

「相手にやってあげている」

みたいな見返りが欲しくなりそうなGIVEの匂いがします。

 

 

すると最初は頑張ると思うんですけど

だんだん相手に何かを求めていったり、

「する」習慣になってなくて、行動するのを忘れていったりする。

 

 

そうなると、どうなるか?

こんなことが起きてきます。

 

自分を責めるか人を責める。
これも勝ち負けですね^^

あるいは、統合したのになんで?とか

ああ、私の古い癖がまた出てきた。みたな

ちょっと斜め上の自己愛に・・・・

(斜め上っていうか、勘違いというか)

 

 

 

それ、変わってないじゃん。

って思うのです。

 

 

なにより

せっかく「見た(観た?)」

自分の男性性と女性性を

受け取ってもいない。

 

 

もったいない

 

 

 
家族の座でいう、男性性と女性性は、共にいる(ある)を認めて生かす

 

 

家族の座のトレーニングでいう

男性性と女性性の統合って、

こんなかんじ。

です。

統合って、こういうこと

 

実際にコンステレーションとして開いてみると

代理人がそれぞれの性の代理として

実態を持って、自分の横にいる。

 

 

 

座の最初は、横にいなくて、**だからいやだ。とか

**してくれないから、使い方間違ってるよな

みたいに、アドバイスのような、今起きている現実を教えてくれます。

 

 

 

 

 
言葉遊びに感じる統合と何が違うのか?

 

先に書いた、2つの「わからない」というのと

何が違うかというと、

一番は、実態があること。

 

 

 

 

そもそも、私を作ってきた

エネルギーだから、

いいも悪いも、強いも弱いもない。

「どちらも、そのありようのままである」

 

というのがわかる。

 

 

 

 

ただ、みたいな。統合したいなと思う人って

どこかに自分の生きにくさを感じていたり、

もうちょっとこう・・・という希望や欲しいものがあるのに

得られていない感じがするから、統合したいんですよね。

 

 

 

その、「もうちょっとこう・・・」というのは

足りないとか、ないのではなくて

自分を生かしていないよってこと。

 

リアルに体感して見えてくる男性性ー女性性は

足りないではなくて、

自分が欲しいものを教えてくれるもの

でした。

 

 

 

自分とつながるということが

どういうことかがわかります。

 

 

だから、生かすというのはこういうことか、もわかる。

 

 

 
座の代理人は、無意識レベルから「ある」ものを教えてくれる

 

そしてもう一つ面白いのは、

男性性ー女性性それぞれに、なんていうか

キャラがある。

 

あるんです。

 

 

代理人が立つというのは、動いて話して

その代理をしているものが持っているエネルギーや起きていることを

教えてくれます。

そこから、それぞれのキャラも見えてくる。

 

 

実際に、トレーニングの中で

トレーニー4人の一人ひとりの座を開いていくと

みんなで、「ああ・・・・(これ自分やな)」

「ああー・・・・(この人そういうところあるね)」

って、自他共に認めるそれぞれのキャラが、

代理人を通して実態として見えて、

それが私を作っている。というのがハラに落ちました。

 

 

 
だんだん統合する。その過程で、することも見えてくる

 

座を開いた時には、男性性ー女性性共に

最初こんなふうに、自分の隣にいて、

いっしょやろうな!なんてことは全然ない。

 

どちらかというと、なるほどー・・・

だから私はいつもそこで詰まるのか・・・・

みたいな感じている課題の根っこが見えてきます。

 

 

それが「男性性ー女性性を使えていない現実。

その人に起きていることです。

 

 

 

それを、座のワークを通しながら

それぞれ隣に持ってきて、

(課題の解決)

 

 

それをちゃんと実感する

「生かすってこういうことか」

って腹落ちしたら、未来が変わっていくんです。

 

 

 

ってことが見えたトレーニングでした。

 

 

そしたら、「〜する」(行動目標)

なんて、ちょっとなーと思いながら

頑張ることを自分に科さなくても

変わっていくんですよー!!!

 

 

そして、絶対忘れない。

だって、リアルで生な体験だもん。

 

 

と思います(思いました)

 

 

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